会長メッセージ
1964年東京オリンピックの翌年にデンマーク・ロイヤル・ヨットクラブから送られた子どもたちの小さなヨット(オプティミスト)は、時を超え、人をつないで、全国の子供たちの夢をのせて大きく広がってまいりました。
海と空の表情を知り、風のささやきを聞き、自分の判断で自分の思う方向に操船することのできるこのオプティミストは、子どもたちに自然に親しみ共に生きることを実感できる機会を与えてくれます。
私たちは、このオプティミストを通じて、子どもたちの豊かな心と健全な成長に貢献してまいります。
そして同時に、安全には最大の配慮をしながら、競技力の向上と国際大会への派遣を支援していきます。
オプティミストで育った選手が、広い視野を持ち世界に通じる選手となり、オリンピックを始め国際大会で活躍していることは大変喜ばしいことだと感じています。
皆さまのご協力を頂きながら、この素晴らしいオプティミストを、そしてセーリングをさらに発展させていきたいと考えています。
引き続きご指導ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人 日本オプティミストディンギー協会
会長 淺野秀則
協会案内
名称 | 一般社団法人日本オプティミストディンギー協会 | |
英表記 | Japan Optimist Dinghy Association (JODA) | |
代表理事 | 松尾 英樹 | |
所在地 | 東京都港区赤坂2丁目10番11号 フォーシーズ溜池山王ビル6階 株式会社MOCA ENTERTAINMENT内 | |
事務局メールアドレス | joda-office(a)googlegroups.com (a)を@に変更してください | |
規約 | ・定款 ・会員登録及びクラブ加盟細則 ・選挙細則 |
役 員
会長 | 淺野 秀則 |
副会長 | 田中 耕 (江の島ヨットクラブジュニア) |
副会長 | 田中 令江 (B&G兵庫ジュニア海洋クラブ) |
理事長 | 松尾 英樹 (広島セーリングスクール) |
副理事長・事務局長 | 菅澤 祐輔 (江の島ヨットクラブジュニア) |
理事 | 青野 康広 (B&G松山海洋クラブ) |
理事 | 本多 哲也 (海陽海洋クラブ) |
理事 | 飯島 真理 (個人会員) |
理事 | 安永 昌代 (B&G福岡ジュニアヨットクラブ) |
理事 | 近藤 哲弘 (夢の島ヨットクラブ) |
理事 | 佐藤 厚子 (葉山町セーリング協会) |
理事 | 重松 直美 (個人会員) |
理事 | 旭 康一 (B&G高松海洋クラブ) |
理事 | 中澤 剛士 (B&G兵庫ジュニア海洋クラブ) |
理事 | 白石 憲克 (江の島ヨットクラブジュニア) |
顧問 | 国見 悦朗 |
監事 | 檜皮 浩二 (広島セーリングスクール) |
監事 | 西村 進一 (横浜ジュニアヨットクラブ) |
組織図
J.O.D.協会設立趣意書
現在日本では明治100年が歴史への関心を呼び、21世紀のわが国の展望が将来への注目をたかめ、青少年教育に国民各層から現状への批判と未来への期待をもたれている事はご承知のとおりであります。
今から3年前、東京オリンピック大会直後、江ノ島ヨットクラブ内に『江ノ島ジュニアクラブ』が誕生し少年に強い体力と困難な時でもこれを乗り越える根性を養い、あわせて海洋日本の恵まれた自然に親しみ、明日の日本の建設に役立つ人間の養成につとめてまいりました。幸い関係者の絶大なるご努力により国内はもとより遠く海外にまで報ぜられるほどの成果をあげる事が出来ました。このように発展した陰には少年たちが安全にして基本的なヨット技術が修得できるような少年用ヨット(OP)があった事によります。
最近では日本各地より少年ヨットクラブ設立の気運がたかまり多くの人々が関心をもって参りました。そこで日本各地に江ノ島ジュニアクラブのような立派なクラブをつくり青少年の教育に新たな方向を開拓する為に是非とも少年用ヨットを代表する日本オプティミスト・ディンギー協会(J.O.D.A)を設立し、その趣旨を皆様にご理解いただき絶大なるご協力とご支援により21世紀を『日本の世紀』にするための礎にしてゆきたいと存じその趣意を申し上げる次第です。
これは、日本オプティミスト・ディンギー協会設立のために昭和42年末に作成されたものである。
(原文のまま)